教師・教員の転職

教師・教員の転職は難しいと言われる理由について考察してみた!

教育系ライター「たなかくん」です。

ひよこ
ひよこ
教員の仕事を辞めて
違う仕事に転職したいな…。

教員の仕事柄、教員は子どもたちの成長に向けて幅広い業務をこなしています。

  • 教科指導
  • 生活指導
  • 校務分掌
  • 保護者対応
  • 地域住民対応

こうした業務は教員の仕事ならではの醍醐味とも言えますが、その反面、長時間労働など様々な課題により、過度のストレスを感じること往々にして見受けられます。

そのためプライベートの事情も含めて悩んできた結果、教員の仕事を辞めて違う仕事に転職してみたいと考えたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ひよこ
ひよこ
でも、教員の転職は難しいって
言われているから不安だな…。

確かに世間からは「教員の転職は難しい」と認識されていますよね。

ただ、これには「教員の仕事における特殊性」が影響していると考えています。

なので、もし教員の仕事を辞めて違う仕事に転職してみたいと考えているのでしたら、転職に際して、その特殊性を考慮した対策を講じることが重要になるでしょう。

そこで今回は「教員の仕事における特殊性」にスポットを当てながら、少しでも後悔のない自分らしい人生をを歩むことができるよう「教員の転職は難しいと言われる理由」について考察していきたいと思います。

教員は転職できるタイミングが限られている

教員に限らず転職をする場合、まずは転職プランを立てることが重要となります。

ただ教員の場合ですと、その仕事柄、転職できるタイミングが限られているため、民間企業の転職者と比較して、教員の転職は難しいものであると考えられています。

たなかくん
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もし学級担任ならば
そのプランニングも
難しくなることでしょう。

教員の仕事柄、学級担任を任されている場合、通年で学級担任として働かなければならないことから、教員の仕事を辞めたいと感じても、簡単には転職することができません。

それでも自分のキャリアデザインを実現することができる可能性があるとすれば、おそらく担任業務を完了する年度末の転職が最良のタイミングであると感じています。

ただ、そうは言っても年度末まで待てない場合も考えられますので、その場合は学期末での転職を想定して転職プランニングを行うことも選択肢として考えられるでしょう。

たなかくん
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また教員の場合ですと
平日は激務に追われています。

こちらも教員の仕事柄、平日は早朝から出勤し、残業のことも考えますと夜遅くに退勤することになるため、平日の空いた時間を転職活動に充てることは難しくなるでしょう。

それならば休日の時間を転職活動に充てたいと考えるものの、プライベートの事情も重なることから、思うように進められず悩んでいることも往々にして見受けられます。

また転職活動では相手企業との面接が基本となりますが、教員の場合、子どもたちの授業の兼ね合いもあるため、相手企業との日程調整に四苦八苦することも、よくある話です。

このように考えてみますと、できるだけ早く入社してほしいと考えている民間企業としては転職できるタイミングに様々な制限がある教員を積極的に採用するのは難しいと認識せざるを得ないために「教員の転職は難しい」とも言われているのだと考えています。

心身に支障をきたしている場合

教員の職業病とも言える、うつ病。

うつ病の場合、決断力の低下により早急な判断は避けるべきとも言われています。

なので、うつ病のような症状が続いているならば、まずは休職をしてみてください。

そして回復状況に応じて転職活動など、今後の判断をしていただければと思います。

教員は民間企業と異なる性質をもっている

ここまで「教員は転職できるタイミングが限られている」について見てきました。

ただ教員の転職を難しくする背景には、教員に対する世間からの厳しい評価も関係していると考えており、それ故に採用担当者から評価されにくいのではないかと考えています。

たなかくん
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それに関係する項目こそ
教員と民間企業の性質の違い。

そもそも教員の仕事は子どもたちが自立して社会を生きていくために、すべての子どもたちを対象とし、ある意味では福祉的な役割を担いながら、その業務に取り組んでいます。

それに対して民間企業の仕事は、その企業の存続や発展のために少しでも多くの利潤を追い求め、顧客のニーズを満たすサービスを提供するべく、その業務に取り組んでいます。

こうした「性質の違い」は、次のような仕事観にも影響を与えています。

たなかくん
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業務上の判断基準となる
時間やコストはその代表例。

これは教員や民間企業に関係なくすべての仕事にかかわることですが、働く者はそれぞれの目標を達成するべく、一定の判断基準を頼りにしながら毎日の業務にあたっています。

そこで教員の場合、自立した社会人という「育てたい子ども像」に向けて毎日の教育活動に取り組んでいることから、子どもたちの発達段階が重要な判断基準となるでしょう。

それに対して民間企業の場合、より良い成果を追い求めるべく業務内容の効率化を図るために、時間やコストなどの項目を重要な判断基準として設けています。

このように教員と民間企業の間には、その判断基準に違いが見受けられることから、教員の転職の場合、こうした違いに戸惑いを感じることも想定されるため、教員の転職者のスキルに関係なく、採用担当者からの評価は低くなる傾向にあると感じています。

たなかくん
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また教員と民間企業の間では
組織構造も大きく異なります。

教員の鍋蓋型組織と民間企業のピラミッド型組織という組織構造の違い。

こうした構造の違いは、働く者の判断にも大きな影響を与えていると考えています。

鍋蓋型組織である教員の場合、もし学級担任を担っているならば、学級に関する責任は学級担任によるところが大きくなるため、それ故に、それぞれの学級担任の知識や経験に基づきながら業務に関する判断を下さなければならないという特徴をもっています。

それに対してピラミッド型組織である民間企業の場合、その企業の主たる責任は社長などの上司が請け負うことになるため、それ故に教員とは異なり、それぞれの業務内容に対して、常に上司の判断を仰がなければならないという特徴をもっています。

このように考えてみますと、民間企業での経験が少ない教員の場合、こうした民間企業ならではの立ち回りに不慣れな部分もあり馴染めない部分もあると想定されることから、こちらも同様に採用担当者からの評価は低くなる傾向にあると感じています。

公教育と民間教育の違い

ColorfulEducationでは民間教育にかかわる企業の転職をおすすめしています。

ただ民間企業と同様に、公教育と民間教育の間にも幾ばくかの違いが見受けられます。

育てたい子ども像など公教育と民間教育の違いを考えることは今後の転職活動をスムーズに進めていく上で役立つアイテムとなりますので、ぜひ一度ご検討ください。

教員は評価できるビジネスポイントが少ない

教員に対する世間からの厳しい評価は「性質の違い」だけではありません。

世間からは「教員は評価できるビジネスポイントが少ない」とも評価されています。

たなかくん
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その代表例となるのが
ビジネススキルについて。

多くの教員は卒業後すぐに教員として働き始めていることと思います。

そのため学生時代の就職活動も含めて、民間企業とのかかわりが少ないことから、民間企業で必須とされているビジネススキルを育む機会が少ないように感じています。

また教員の仕事は子どもたちの人生にかかわる仕事であることから、相手との距離感が近い傾向にあり、それによりコミュニケーションの質も民間企業とは異なる面を兼ね備えているため、なかなかビジネススキルを育むことができないのだと考えています。

例えば民間企業で必須とされている敬語については、勤務時間の大半を子どもたちを含めた気心の知れた相手と過ごすことから、ビジネスマナーで求められている敬語を使用する場面もあまり見受けられないため、転職活動をする際には注意が必要となります。

あわせて教員の仕事は「企業間でのビジネス的なやり取り」をする機会が少なく、こちらも民間企業で必須とされている電話対応や名刺交換などのビジネスマナーを必要とする場面に出会うことも少ないことから、転職活動では注意の必要なポイントとなります。

たなかくん
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また評価できる職務経歴も
少ないと認識されています。

転職活動では就職活動とは異なり、履歴書の他にも職務経歴書の作成が必須となります。

そもそも職務経歴書とは転職者がこれまで「どのような経験を積み重ねてきたのか」という転職者のもっている実績やスキルをアピールするためのツールとなります。

そのため職務経歴書には、民間企業の転職者の場合ですと

  • どのような部署で働いてきたのか
  • どのような業務を担ってきたのか
  • どのような方法で働いてきたのか
  • どのような量をこなしてきたのか

といった具体的な仕事内容を記載することが重要となります。

このような職務経歴書は転職者の評価において重要な資料となりますが、教員の場合、他の仕事とは異なる専門的な仕事となるため、どうしてもビジネスに関する職務経歴を記載することができず、採用担当者は評価しにくいものになっているのだと考えています。

また民間企業のピラミッド型組織とは異なり教員の仕事は鍋蓋型組織となるため、なかなか役職に就くことができないことから、あわせて採用担当者は教員の転職者の能力を図ることが難しく、こちらも評価を行いにくいものになっているのだと考えています。

しかしながら、中途採用を行っている民間企業の場合、職務遂行能力を兼ね備えた即戦力となる人材を求めていますので、民間企業の採用担当者から評価をされにくい職務経歴となる教員は世間から「転職するのは難しい」と言われているのだと思います。

教育業界で役立つ資格

もし民間教育の転職を考えているならば、それに役立つ資格を取得してみませんか。

ColorfulEducationでは、おすすめとなる資格をご紹介させていただいております。

その中には公教育においても役立つ資格もありますので、ぜひ一度ご覧ください。

本当に教員の転職は難しいものなのだろうか…?

ここまで「教員の転職は難しいと言われる理由」について見てきました。

こうして考えてみますと、教員の転職はやや不利な状況と言えるかもしれません。

ただ、ここまで教員の仕事における特殊性に着目して思うことがあります。

たなかくん
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本当に教員の転職は
難しいものなのだろうか。

教員の転職におけるタイミングにつきましては致し方無い部分もあるかもしれません。

ですが、教員の仕事観やビジネスポイントにつきましては、リフレーミングによって教員の仕事における特殊性は教員の仕事ならではのアピールポイントになると考えています。

よく世間からは、教員の仕事は子どもたちとしかコミュニケーションをとらないではないかと言われがちですが、その子どもたちも一人ひとり異なる特徴をもっており、教員の仕事はそうした様々なニーズを大切にしながら、毎日の教育活動に取り組んでいます。

こうした「多様なニーズを汲み取る力」は民間企業における顧客のニーズに沿ったサービスを開発し、提供していく上で重要なスキルになると考えています。

ただ、そうは言っても医師や看護師などの時間を必要とする専門的な仕事も世の中には存在しますので、リフレーミングでも難しい場合があることは、お含みおきください。

それでも選択する仕事によっては、未経験者歓迎の求人も見受けられますので、自分の望むキャリアデザインを大切にしつつ、求人を探すことは諦めないでくださいね。

たなかくん
たなかくん
最後になりますが…

ここまで話をまとめますと「教員の転職者は民間企業の転職者よりも不利である」と不安になるのは時期尚早であると言えますし、だからこそ教員からの転職をねらう場合は、自分のアピールポイントを探すための「キャリアの棚卸し」をすることをお忘れなく。

このポイントを押さえることができれば、教員の転職者であっても必要としてくれる企業は存在しますし、自分のキャリアデザインに合った求人も見つけられると思います。

少しずつ進んでいきましょう。

教員のみなさんが自分らしい人生を歩んでいけるよう祈っています。

では、今回はここまで。

ColorfulEducation運営者:たなかくん

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