教育系ライター「たなかくん」です。
教育業界に転職したい!
転職するにあたって、年収や労働時間など希望する条件は人それぞれですよね。
仕事内容を転職希望条件にする人もいる!
実はこの条件、意外にも多いんです。
人の興味関心が移り変わるのと同じように、やりたい仕事も変化するもの。社会人生活40年において、これまでと違う仕事をしていみたいと思うのは至極当然と言えるかもしれません。
このサイトをチェックしているあなた。主たる条件は違うにせよ「転職するなら教育にかかわりたい」と思いをはせているのでは。筆者自身も、自身のめざす教育像を実現するべく、これまで続けてきた教員の仕事を辞め、民間教育への転職を経験しています。
どのような経緯にせよ、またとないタイミングです。これまでの人生を思い返しながら、自身のやりたい仕事にチャレンジするのも人生において大切なことだと思います。
ここでは「教育業界に転職したい人」を対象に転職で必要となる教育や転職の情報を紹介。成長と信頼を感じられる教育の仕事。この記事を通して、少しでも多くの人が教育に興味を感じていただければ嬉しく思います。
CHECK!
教育は成長と信頼を得られる仕事。
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教育業界ならではの魅力とは
教育業界で働きたいと思い至ったものの、正直なところ不安だらけ。
耳することも多いからね…。
近年、取りざたされる教育ニュースってどことなくブラックな話ばかりですよね。
- 体罰問題
- いじめ問題
- 児童虐待問題
子どもたちの成長を願っている人として、こうしたニュースは辛いもの。その上、連日とどまることなく報道され続けるわけですから、教育業界に対するイメージがマイナスになるのも無理はありません。
ただ注意しなければならないのは、こうしたブラックな教育ニュースも子どもたちに限った話ではないことです。子どもたちの成長を支える保護者や地域住民、そして教育者にも看過できない問題は潜んでいます。
モンスターペアレントは有名な話ですよね。
他の業界とは異なり、教育業界の主たる業務内容はコミュニケーションにある。子どもたちの成長を導くためには必ずコンフリクトも経験することでしょう。ただ、こうした衝突は成長に必要なものだと、意外と受け入れられるものなんです。
けれども、モンスターペアレントになると話は違います。教育者に対して無理難題を要求してくる保護者。本来は一緒に支え合っていくはずのパートナーであるにもかかわらず、こちらの事情を意にも介さず、怒涛のクレームを浴びせてきます。
また意外にも教育者同士の人間関係も教育業界のブラックポイント。スキル以上に価値観を大切にする教育業界。その価値観もそれぞれ異なりますので、信念を貫く上での意見の食い違いもざらにあると言えるでしょう。
本来は子どもたちのために時間を割くべきところを、こうした人間関係トラブルから心身ともに疲弊してしまう。こうしたブラックな話も軽視できないポイントです。

また教育業界は2020年を機に大きく変化していきます。
転職者の注目ポイントである将来性。2020年に様々な変化を迎える教育業界は将来性にやや不安のある状況と言われています。これまでの「理解力」を問う形式から「思考力」を問う形式に移行するため、子どもたちだけではなく教育者も変化を求められることになるでしょう。
また少子化も注意ポイントです。しばしば「教育費は聖域」と言われることもあるように、教育業界は景気の影響を受けにくいものと考えられています。しかし、子どもたちの人数は減少傾向に。顧客獲得に向けた企業間競争も激化の一途をたどっています。

ただ、それでも。
それでも教育業界で
エネルギーを注ぎ続ける人もいる!
正直なところ、ブラックポイントも上記の内容だけではありません。それほど教育業界の仕事って大変なんです。ただ、それでも働き続ける人もいる。それは「労働者の対価」である給与だけではない「教育者の対価」も得られるからだと考えています。
それは事実と言えそうです。
遺伝や環境の違いから、子どもたちの個性って本当に一人ひとり異なります。そのような状況で、子どもたち一人ひとりの成長を願って手立てを講じるとなると、どれだけ時間があっても足りません。
おまけに全身全霊で講じた手立ても失敗に終わることも多い、この業界。子どもたちから裏切られたり、保護者からクレームを受けたりと、達成感を得られるタイミングも容易には巡ってこないものです。
そのデカさこそ教育級!
もちろん、その都度いただく給与もモチベーションの糧になる。ただ、それにあわせて成長と信頼。教育業界で働く人として、この対価こそ働き続けるエネルギーになるんです。
先生ありがとう。
先生のおかげで頑張れました。
この言葉すごいですよ。
それまで費やしたものすべてを昇華してくれる、そんなパワーを備えています。
それが例え失敗した状況であっても。
筆者自身、力不足から何度も生徒の受験失敗を経験しています。けれども、いただくのはこの言葉。人によってはクレームになることもあるでしょう。
ただ、それだけでは終わらない教育業界。それは他の業界以上に「人と人とのふれあい」を大切にした業界だから。厚い信頼を築き上げていくからこそ、節目ごとに感じられる成長と信頼は、他の業界にはない真の魅力であると言えると思います。

そんな成長と信頼をいただく教育の仕事。
面白い仕事ですよ。
教育業界の転職成功の秘訣
そんな教育業界に転職したい。
教育業界の仕事は多岐にわたる!
実際に教育業界に転職するとなると、その仕事内容をチェックすることは必要不可欠。
その名の通り、教育とは教え育てること。それならと教科指導や生活指導を最初にイメージするのでは。しかし、意外にも教育業界の仕事内容は講師職にとどまりません。
他の業界と同様に、教育業界にも多岐にわたる職種が存在しています。
- 営業職
- 事務職
- 管理職
- エンジニア職
- コンサルタント職
講師職以外にも多種多様な職種が存在する教育業界。実際、筆者自身も個別指導塾の講師職だけではなく、大学受験予備校の事務職も経験しています。
職種以外の分類法にも注目してみよう!
転職する際、職種以外の分類法として注目される業種。一口にサービス業と分類される教育業界も、その細部に着目してみますと製造業と小売業の違いのように「求められる専門性」は大きく異なります。
そこで、このサイトでは教育業界の仕事内容を理解するべく
- 教える対象
- 教える内容
- 教える方法
による分類法を用いています。「幼児から社会人まで」と生涯教育の重要性を謳っている現代社会において、教育業界の仕事内容は受験対策にとどまりません。
子どもたちと直接かかわる以外にも、そうした人たちをサポートする教育出版という仕事も教育業界には存在しています。教科書の出版は、その代表例と言えるでしょう。
となると同じ業界の仕事といえども、そこで求められる専門性は異なるもの。小学生とかかわる仕事と高校生とかかわる仕事。教科書を出版する仕事と教科書を用いる仕事。その細部に着目してみると、教育業界の仕事内容も多種多様だと言えそうです。

教育業界で求められる人材とは?
教育業界で求められる専門性は異なるもの。
転職の際は、それぞれの状況に応じた「求められる人材」をチェックしていきましょう。
マクロとミクロです!
実際にチェックを進めるならば、業界そのものと仕事内容に分けてみるのもおすすめ。上述のように、仕事内容も多岐にわたります。それぞれで求められるスキルも異なりますので、仕事内容とあわせてチェックしていきましょう。
そして注目すべきは教育業界全体で求められる人材について。
- 子どもとかかわることを得意とする人
- 子どもを世話することを得意とする人
これらは教育業界の定番ですよね。
それに対して、筆者の注目ポイントは。
教育は一瞬を大切にする。子どもたちの成長を願う人として、子どもたちから送られてくるメッセージを見逃すわけにはいきません。そうは言っても、これが意外と難しい。
成長に失敗はつきものです。子どもたちの成長に向けて精一杯の手立てを講じるものの、必ずと言っていいほど失敗する。子どもたちの試行錯誤と同じように、教育者も失敗の連続です。
その上、子どもたちの個性も異なる。それぞれのタイミングで一人ひとりに寄り添った最善の行動をとるためにも、教育業界で働く人は思考を巡らし続けなければいけません。
いくら教育業界ならではといえども、失敗の連続は辛いものです。しかし、だからこそ毎日のハプニングに誠心誠意向き合ったならば、たくさんの気付きに出会えるでしょう。
それこそ十人十色の教育業界。得られる気付きも幅広いものです。そして、こうした気付きも積み重なって成長のきっかけになる。教育業界は子どもたちを育てるだけではない。子どもたちを支える教育者もまた、日々成長できる素敵な業界です。

転職は企業選びにかかっている!
転職活動スタート。
転職活動では、いくつかのステップを踏みながら進めていきます。
企業選びのステップです!
就職活動と同様に書類作成や面接対策も欠かすことのできない大切なステップ。
しかし、それも自分自身の転職希望条件に合った企業を選定して、はじめて大切にできること。どれだけ書類作成や面接対策で楽しようとも、転職後に「イメージと違う」と後悔するような企業を選んでは本末転倒です。
ポイントになるのは「キャリアの棚卸し」、そして「めざす教育像」の明確化。
転職と言えばキャリアの棚卸し。転職後に後悔しないためにも、まずは自分を知るところから始めてみましょう。これまでの人生を思い返しながら、好き嫌いや長所短所、企業選定に向けて必要な「キャリア」という情報を集めてみてください。
また教育業界ならではのポイントもあります。サイトコンセプトにもあるように、教育業界は多様性に富んだ業界。上記のように、その仕事内容も多岐にわたるものです。
そんな業界で後悔なく自分らしく働いていくためには、自身の特徴に合った企業や仕事内容を選ばなければいけません。キャリアの棚卸しで得られた情報を活かして「誰に何をどのように教えたい」とイメージしてみてください。
最初はイメージしにくいと思います。ただ繰り返していくうちに、自分なりの教育像は思い浮かんでくるもの。これまでの人生をヒントにしながら、できるだけ多くの仕事内容を知ることで、よりはっきりとした教育像を得られると思います。
キャリアの棚卸しとめざす教育像の明確化。
後悔しない転職には必要不可欠です。

転職で頼れるサポートもいる
そうして進んでいく転職活動。
転職エージェントはおすすめ!
転職活動も容易な作業ではありません。はじめての転職なら言わずもがな。右も左もわからない状況で、不安を感じていることでしょう。だからこそ、こうした状況なら転職エージェントを利用してみてください。
転職エージェントは「有料職業紹介事業所」と呼ばれる人材紹介会社のこと。厚生労働省から認可を受けているため、転職者も安心して利用いただけるコンテンツです。
ポイントは転職の専門家であるキャリアアドバイザーからキャリアカウンセリングを受けられること。自己分析による主観的な情報だけではなく、キャリアカウンセリングによる客観的な情報を得ることができます。これまで気付かなかった意外な長所を示してもらえることもあるため、転職者の注目ポイントになるでしょう。
注目すべき求人あり!
そもそも求人検索の手法も求人情報誌やハローワークなど多種多様。
しかし、こうした求人は「公開求人」と呼ばれるもの。転職エージェントの求人には「非公開求人」と呼ばれるものもあり、人気で応募多数になる求人や競合他社に知られたくない求人など、質の高い求人も取り揃えられています。
はじめてならば不安もつきもの。教育業界の仕事内容をイメージできずに悩んでいることと思います。転職エージェントは転職者を紹介した企業から報酬をいただくビジネスモデル。各企業の内部情報など具体的な情報も得られますので、あわせてチェックしてみてください。
ブラックなイメージの教育業界。
確かに教育業界で働くことは一筋縄ではいきません。簡単には成長してくれない、毎日の失敗にチャレンジしていくには求められるエネルギーも想像以上となるでしょう。
費やしたものを返してくれる、人とのふれあいから得られる充実感は、そこにあると断言できる。「金もち」ならぬ「人もち」になれる教育業界。給与だけではない、たくさんのものを得られる教育業界は他の業界にはない魅力を兼ね備えていますよ。
この記事以外にも教育情報と転職ノウハウを記載しています。少しでも「教育いいな」って感じていただけたなら、あわせて読み進めてみてください。
CEは「笑顔あふれる教育者」になれるよう教育業界の転職者をサポートしていきます!
では、今回はここまで。
ColorfulEducation運営者:たなかくん